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住まい

家賃が払えないときの相談先|住居確保給付金と今日やること

AT A GLANCE

制度早わかり

対象・支援内容・手続きのポイント

対象地域
JP
対象年度
2026年度
最終確認
2026年8月23日
この記事の内容

家賃を払えないと分かった時点で動いてください。督促が重なり、退去の話が始まってからでは選択肢が減ります。大家・管理会社へ支払相談をしながら、同じ日に地域の自立相談支援機関へ連絡してください。要件を満たせば、住居確保給付金などにつながる可能性があります。

今日やること|この順番で住まいを守ってください

  1. 賃貸借契約書、家賃の請求書、督促状、退去に関する書類を一か所に集める
  2. 本人確認書類、世帯全員の収入が分かる書類、通帳、離職や勤務減少を示す書類を用意する
  3. 市区町村の代表電話または自立相談支援機関へ「家賃が払えず、住居確保給付金と生活相談をしたい」と伝える
  4. 支払日前なら、大家・管理会社へ支払いが難しいことを早めに連絡し、相談内容と日時を記録する

家賃だけでなく食費や光熱費も足りないなら、家賃の相談だけで終わらせないでください。家計全体が崩れていることを伝え、家計改善支援や生活保護を含めて確認します。住まいだけ守っても、食事や電気が維持できなければ生活は立て直せません。

大家への連絡だけで終わらず、公的窓口へ進んでください

大家や管理会社は支払方法の相談先ですが、公的支援の窓口ではありません。住居確保給付金、家計改善、仕事、生活保護などは自立相談支援機関へ相談します。大家への連絡と公的窓口への相談は、同時に進めてください。

窓口名は自治体によって異なります。厚生労働省の住居確保給付金の申請・相談窓口で地域を選ぶか、市区町村の代表電話へ連絡してください。

住居確保給付金を利用できる可能性がある人

家賃相当分の主な対象は、世帯の生計を主に支えている人が、次のいずれかに当てはまる場合です。

  • 離職または廃業から2年以内
  • 本人の責任や都合によらず、給与などを得る機会が離職・廃業と同程度まで減少した

このほか、世帯収入、預貯金、求職活動などの要件があります。収入の基準は「市町村民税均等割が非課税となる水準の月額」と家賃額を基に判定され、預貯金の基準は自治体が定める基準額の6か月分で、100万円が上限です。具体的な金額は、地域と世帯人数によって異なります。

求職活動等の要件は、標準的には自立相談支援機関との面接を月4回以上、ハローワーク等での職業相談を月2回以上、企業等への応募を週1回以上行うことと案内されています。自営業者は、状況によりハローワーク等への求職申込みに代えて事業再生に向けた活動を認められる場合があります。具体的な進め方は相談窓口で確認してください。

支援内容:支給される内容と期間

市区町村が定める上限の範囲で、実際の家賃額が原則3か月間支給されます。要件を満たす場合は2回まで延長され、最長9か月となることがあります。敷金・共益費・駐車場代などは家賃補助の対象に含まれません。

給付金は原則として、自治体から大家や不動産仲介業者などへ直接支払われます。本人の口座へ自由に使える生活費として振り込まれる制度ではありません。

制度の詳細は、厚生労働省の住居確保給付金の制度概要で確認できます。

家賃の低い住宅へ移る費用も対象になる場合がある

2025年4月から、収入が大きく減り、家計を改善するために家賃の低い住宅へ転居する必要がある人を対象として、転居に必要な費用を支給する仕組みが始まりました。対象条件や上限は自治体ごとに確認が必要です。

今の家賃を払い続けることが難しく、転居費用も用意できない場合は、「家賃相当分だけでなく、転居費用分の対象にもなるか確認したい」と相談窓口へ伝えてください。制度変更の概要は、厚生労働省の令和7年4月の主な制度変更で確認できます。

書類が足りなくても、相談日を先送りしないでください

申請時に求められる主な書類の例は次のとおりです。自治体や申請者の状況により、必要書類や代替できる書類が異なるため、相談窓口で確認してください。

  • 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードの表面、パスポート、各種福祉手帳、各種健康保険資格確認書、住民票など
  • 収入が分かる書類:申請者と世帯員の給与明細、年金など公的給付の証明書
  • 預貯金が分かる書類:申請者と同居親族などの通帳の写し
  • 離職・廃業を示す書類:離職票、離職証明書、廃業届など
  • 勤務機会の減少を示す書類:勤務日数や時間の減少が分かるシフト表、会社からの通知など

書類を全部集めてから連絡する、という順番ではありません。顔写真付きの本人確認書類がない場合や、資料が一部足りない場合も、先に相談日を確保してください。何を代わりに出せるか、いつまでに追加すればよいかを窓口で確認します。

住居確保給付金だけで足りないなら、そこで止まらないでください

家計改善支援

収入と支出を整理し、滞納、債務、保険料や税金などを含めて家計の立て直しを支援します。自立相談支援機関で、住居確保給付金と一緒に相談できます。

居住支援

すでに住まいがない、ネットカフェなど不安定な場所で生活している場合は、一定期間の宿泊場所や生活支援につながることがあります。「今夜の居場所もない」と最初に伝えてください。

生活保護

家賃だけでなく生活費全体が足りず、利用できる資産や収入を活用しても最低限度の生活を維持できない場合は、生活保護を申請できる可能性があります。相談・申請先は、お住まいの地域を所管する福祉事務所です。

仕事を失った、または勤務が大きく減ったことが家賃不足の原因になっている場合は、失業給付・職業訓練・年金や保険料の手続きも同時に確認してください。

厚生労働省は、必要書類がそろっていなくても申請でき、住むところがない人も申請できると案内しています。親族へ相談してからでなければ申請できない、ということもありません。詳しくは生活保護を申請したい方へを確認してください。

退去日や裁判所の期限は、絶対に放置しないでください

  • 家賃相当分では、離職・廃業後2年以内という要件があります。
  • 支給上限額、収入基準、資産基準、必要書類、窓口名は自治体や世帯人数で異なります。
  • 全国一律の単純な申請締切日が案内されている制度ではありませんが、滞納や退去手続きが進む前の相談が重要です。
  • 退去日、支払期限、裁判所や管理会社から届いた書類に期限が書かれている場合は、その日付を相談時に必ず伝えてください。

電話で伝える言葉

家賃の支払いが難しく、このままだと住まいを失う心配があります。住居確保給付金の対象になるか確認したいです。生活費も不足しているので、利用できる支援を一緒に相談したいです。

制度名を覚える必要はありません。家賃の支払日、滞納額、収入が減った時期、現在の手持ち資金、同居家族の人数を伝えてください。分からない項目は「分からない」と言えば構いません。分からないことを理由に電話を先送りしないでください。

公式情報で確認したことと補足

公式情報で確認したこと:住居確保給付金の対象要件、支給期間、支払先、申請窓口、必要書類、転居費用支援、生活困窮者自立支援制度、生活保護の申請に関する説明は、厚生労働省の公式情報で確認しました。

補足:大家・管理会社への早めの連絡、書類を一か所に集めること、相談日時を記録することは、手続きを進めやすくするための実務上の提案です。支払い猶予や分割が認められることを保証するものではありません。

公式情報確認日:2026年8月8日(住居確保給付金の制度概要・手続き・FAQ・相談窓口、転居費用支援、生活保護申請案内は2026年9月4日再確認)
対象地域:日本全国(支給額・窓口・運用には地域差あり)
次回確認予定日:2027年4月1日

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SOURCES

公式情報・確認元